DHAとEPAをサプリで摂取するワケ

DHAとEPAをサプリで摂取するワケ

DHA・EPAは意識して毎日摂取したい必須脂肪酸です。

忙しい毎日を過ごしているならサプリメントという方法で効率よく栄養素を取り入れるのはどうでしょう。

サプリメントでDHA・EPAを摂取するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

サプリ以外で摂取するなら

DHAとEPAは「オメガ3脂肪酸」といって人間の体では作り出すことができない必須脂肪酸です。

主にカツオやマグロなどの脂ののった青魚に多く含まれていますが酸化しやすく熱に弱いうえ、加熱するよりも刺身で食べることで栄養を効率よく取り入れることができます。

しかし厚生労働省が推奨している摂取量は1日あたり1000mgで、刺身に例えると毎日マグロの刺身8〜9人前を食べる計算になります。

しかし必要な栄養素はDHA・EPAだけではありませんし、毎日そんな量を食べるのは金銭的にも体力的にもキツイものがありますよね。 意外とオススメなのは魚の缶詰です。

皮ごと、骨ごと柔らかく煮込んでいるので汁にもたっぷりDHA・EPAが含まれています。

缶詰を上手に料理に取り入れることができれば魚を一から調理するよりも気軽にDHA・EPAを摂取できます。

魚離れがすすむ日本

また魚離れが進む現代において毎日の食卓に魚料理が並ぶというのも難しいかもしれません。

一番簡単な刺身にしたって生魚を捌いて、内臓や骨を取り除かなきゃいけません。

生臭いし、手は汚れる、そもそも魚のさばき方を知らない。出来合いの刺身もたまにはいいけど毎日は難しい。

簡単な焼き魚にしたって後始末が面倒、いちいち骨を避けて食べるのも面倒・・・そう思うとなかなか食べる気になりませんよね。

魚自体は美味しいんだけど、魚を食べる工程が面倒くさい。

そう感じている人が多く、食の欧米化が進むことで魚離れを加速させているのかもしれません。

しかし、DHA・EPAは毎日しっかりと摂取したい必須脂肪酸。どうすればいいでしょう。

サプリのメリット

毎日魚を食べるのが難しいなら、サプリでDHA・EPAを摂取するのはどうでしょうか。

DHA・EPAは酸化しやすいため、サプリなら自力で摂取するよりも効率よく栄養素を体に取り入れることができます。

サプリなら水さえあれば食事の時間を気にせずいつでも好きな時に飲むことができますし、手軽に持ち運ぶことができます。

食事後のほうがサプリの吸収率が高いそうですが、朝ごはんの時や寝る前など飲むタイミングを決めておけば飲み忘れることもなくなります。

DHA・EPAは世界的に人気のある栄養素のため、さまざまなメーカーでサプリ化しています。

魚臭さを極力抑えたサプリも多く、魚ギライな人でも飲みやすいようになっています。

お試し販売も積極的に行っているので色々取り寄せて飲みやすい商品を探してみるもいいかもしれません。

またDHA・EPAは酸化しやすいため、その酸化を少しでも防ぐため抗酸化作用の強いビタミンEやセサミンと一緒に飲むことがオススメで、最初から一緒になっているサプリもあります。

サプリのデメリット

過剰摂取しないように気をつけることも必要です。

不足しがちとはいえ普段の食事でも無意識にDHA・EPAを摂取していますので、サプリはあくまでも補助的な役割と思って飲むことが大事です。

食事を基本にサプリで補って1日の合計摂取量を1000mg程度になるように気をつけましょう。

EPAは血液をサラサラにする働きがあるため過剰摂取することで血が止まりにくくなることがありますし、お腹がゆるくなることもあります。

DHA・EPAをサプリで摂取する場合に他のサプリや薬を併用してもほとんど問題ないとされていますが、 上記のことがあるのでワーファリン（血液凝固阻止剤）を服用している場合は薬の効果を妨げてしまう場合があるので必ず医師に相談してください。

DHA・EPAに限らず、普段の食生活を客観的に見ながら足りない分をサプリで上手に補うことができれば今までよりさらに健康的な毎日を過ごすことができます。